キャベツの悲鳴は“におい”

植物だって、身を守るためにはじっとしているばかりではありません。…というお話。

先頃京都大学の研究チームが発表したことですが、キャベツはモンシロチョウの幼虫(アオムシ)とコナガの幼虫に食べられると、あるにおいを発するのだそうです。そのにおいに引き寄せられるのがハチ。アオムシ、コナガの幼虫にとっては天敵です。

つまり、キャベツは身をかじられると「きゃー、助けて−」とばかりに、声じゃなくにおいを出す。それを聞きつけて(嗅いで)ハチが助け(食べ)に駆けつける。そして虫を退治してくれるというわけです。

新聞発表はこちら

このにおいを合成して播けば、ハチがいっぱい来てくれますね。生物のホルモン作用などを利用した害虫駆除も、分類としては農薬に含まれます。最近の農薬は、こうした研究から生まれるものが多いです。人に害がないどころか、他の虫にはさっぱり効かないというようなものになります。

コメント